後遺障害等級1級1号の事案で、約2億円の損害賠償金を受領した事例
2022.12.05解決事例
依頼者:被害男性(30代)の両親
事案の概要
自動車とバイクの衝突事故により、頭部外傷を負い、寝たきりの状態となり後遺障害等級1級1号の認定を受けた。
弁護士のコメント
後遺障害認定後、将来の介護費用や逸失利益で多額となることから、示談交渉は早々に決裂し、1審、2審と続いた結果、約2億円で和解成立となった。
相手方保険会社側代理人により、介護費用、逸失利益に加え、過失割合も争点となり、長期の裁判となった。過失割合について、当方も、私的に鑑定を依頼し、擦過痕などから事故時の相手方の速度を割り出し、過失割合の主張をした。
被害男性の人生を変えてしまった事故であったが、その後ご親族にとっては、介護は一生続くものであるので、そのためにも、正当な賠償を受けなければならない。賠償額が高額になれば、多くの点が争点となってしまうため、一つ一つこちらの主張を基礎付ける立証をしていかなければならなかったが、弁護士2人で手分けして、主張と証拠を積み上げていった結果、高額な和解を引き出すことができた。